書評シリーズ

通勤読書感想文「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」

日本人の母(著者)とアイルランド人の父の間に生まれた息子。そんな息子というフィルターを通して考える、イギリスで直面するレイシズム、ジェンダー、格差、貧困、教育、EU離脱。息子は考え成長する。 息子とこんなに対等に話せるようになったら確かに楽し…

通勤読書感想文「孤狼の血」

一ページ目から思った。この本は朝7時前の電車に乗って読む本としてどうなのか、と。 むちゃハードボイルドである。 孤狼の血 「孤狼の血」シリーズ (角川文庫) 作者:柚月裕子 KADOKAWA Amazon 時は昭和末期、場所は広島。 長編警察小説、と称されているがこ…

うろ覚え書評_変態文学

イッテQ!でイモトがカナリア諸島を訪れていた。カナリア諸島と聞いて思い出すのがミシェル・ウェルベックの「ランサローテ島」だ。 たしか新興宗教と変態の話だった。(ど直球) うろ覚えなので半分以下の...

立ち読み書評2、それと気になる本

「書店員さんごめんなさい。私は本屋に行ったら十中八九立ち読みする。立ち読みするために本屋へ行くようなものだ。」 というこの書き出しは昨年の記事のコピペです。 また立ち読みしてきました。すみません...

ストーナー

唐突に思い出した良本がある。 先日の記事の後に本についてだなんて、一体どんな鋼のメンタルよって感じですね。わりと、打たれ強いかもしれないです…(照) ▼ ジョン・ウィリアムズの「ストーナー」。 ...

立ち読み書評

書店員さんごめんなさい。 私は本屋に行ったら十中八九立ち読みする。立ち読みするために本屋へ行くようなものだ。 京都に行ったとき、恵文社に寄った。本のセレクトショップだ。せっかく恵文社に来たのだか...