立ち読み書評2、それと気になる本

「書店員さんごめんなさい。私は本屋に行ったら十中八九立ち読みする。立ち読みするために本屋へ行くようなものだ。」

というこの書き出しは昨年の記事のコピペです。
https://www.shortnote.jp/view/notes/AENUGnch

 

また立ち読みしてきました。すみません。でも今回は旅行のガイドブックは買いました。買いましたからね!今回は第2弾。そして気になっている本も。


ほんのちょっと当事者:青山ゆみこ
https://amzn.to/2TdhIDw


社会問題、自分の場合編。ということで、立ち読みにはヘビーだったので本当に目次だけサラーーーっと見ただけ。
アマゾンで改めて概要を確認すると、ニュースや記事の見出しでよく聞いたり見たりする社会問題を、著者が自分事として考えてみたというもの。らしい。

眼鏡をかけた学級委員長がシンとしたクラスメイトたちに「皆で考えよう!」と大声で呼び掛けるような白ける内容ではなく、著者の赤裸々な体験が中心だそうだ。そしてもしガチで自分事になったとき、「誰に/どこに相談したらいいか」も書いてあると。

パッと見たときにドキッとしたのが「自己破産」。制度をよく知らない。借金が返せなくなったときの最終手段というイメージ。そもそも自己破産について考えたことがない。だって全然降りかかる要素とか無いし。しかし降りかからないという根拠も無い。

やば。そのときなったら知ればいいことなのかもしれないが、こういう根拠の無さにあぐらをかいた無知。やばい気がする。

その他「保育園落ちた日本死ね」のあの話題も。
当時ギクリとした人にも、よくわからないままニュースで取り上げなくなったよなぁという人にも響くと確信している。

近々購入予定。


ピンチ!! それはチャンスだ! :大野正人
https://amzn.to/30b4o3O

以前紹介した「メシが食える大人になる!よのなかルールブック 」系の本。この本はさらにゆるい。
小学生くらいの子供が遭遇すると想像できるケース(ピンチな場面)ごとに、その時の「考え方の提案」をしてくれている。
子供向けの本だとあなどるなかれ。子供のときに教え込まれることこそ、基本のキ。大人になったら誰も教えてくれないことでもある。

前述の「ほんのちょっと当事者」とは扱う内容こそ違うが、同カテゴリーかも。

わたしは…何を恐れているのだろうか…そんな無意識を表すようなピックアップになってしまって少し恥ずかしい。


出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと:花田菜々子
https://amzn.to/35G8hz2

こういうタイトルの長い本は実はあまり好まない。タイトルがオチっぽいからだ。
本の最後に、著者が出会った人に紹介した本が載っている。なるほどヴィレヴァンの店員らしい王道からサブカルまで様々なラインナップ。

第1章を少しだけ立ち読みした。

感想「出会い系って、キモいなぁ。」
~閉~

マッチングアプリをやったことあるのにそれを言うかねチミは~!と私の中の私が私を諌める。
それとこの本に出てくる出会い系「X」は異なる。「X」は婚活目的じゃなくて正真正銘の出会い系だろう。

出会い系ってまぁそうだよね、ある程度イメージ通り。家庭のあるなしに関係なく、体の関係のみ求めてます!という人は多めだろう。

インスタントな時代ですよね。合意ならなんでもOKみたいな。ソープやら風俗やらだと禁止事項も多くてお金もかかるから適当に出会い系で、というのがコンビニエンスなんでしょうね。そこにコスパを重視する人が誰一人として幸せそうに思えないから不思議。
否定はしないけど冷めたスタンスなのでこの話おわり。

さて改めてアマゾンで確認すると、後半の方が面白いらしい。

出会い系に登録する人がどんな人で、どうして登録したのかというところから、人々の心のつっかかりとか痛みとかを引き出しているのかなぁという印象。出会う相手には女性も出てくる。

十人十色の世の中、皆変態で全人類が奇人変人ばかりじゃないですか。でも根底の弱い部分てなぜか似てたりするよね。
そんな本、なのかなぁ。立ち読みとアマゾンの概要からの、なんとなぁ~くの感想です。
立ち読み書評だから許して。もし実際読んで違っても許して。

あと普通に「こんな本もあるんだ」と読書の本選びの参考になりそうです。


気になる本
これでもいいのだ:ジェーン・スー
https://www.chuko.co.jp/special/janesu/

もし私が健康的に太ることができれば、ジェーン・スー氏の容姿に酷似する気がする。むしろそんな気しかしない。あとホームページがとてもかわいい。

以上。