一喜一憂せよ

占いは気にする方だが、だからと言って人生の指針にするほど頼りにしていない。でも気になる。ひとしきり一喜一憂した後、すぐに忘れる。その瞬間楽しい。私にとって占いとはそういう感じ。

蠍座、A型、土星人(+)だ。

色々な占いの内容を総合すると、

職人気質で愛情深い。執着する部分は恐ろしいほど執着するのに、どうでもいいことに関しては本当にどうでもよくて、周りに驚かれる。あらゆる理想とプライドが高く、見透かされたくない。が、心許すとめっちゃ尽くす。


あ~~~…(心当たり)


たかが占いされど占い、だ。

めざましテレビの占いは、蠍座と獅子座が対になってると思う。蠍座が1位なら獅子座は12位、獅子座が絶好調なら蠍座は絶不調だ。

獅子座に罪はないが、獅子座が1位だとテンションが下がる。最後まで見なくても大体順位は後ろだと相場は決まっているからだ。

同占いはたまに難解なことをさらりと提言する。先日の占いでは「潜在能力を引き出して!」と言われた。ちょっと何を言ってるかわかんないですね。(サンドウィッチマン

一番自分に当てはまるのが、六星占術だ。細木数子のやつである。バイオリズムというものがあるのだろう。もう本当にすごい。すごいとしか言いようがないほど、自分のバイオリズムに重なる部分が多い。

2019年、ようやく大殺界ラストイヤーである。いやぁつらかった。我ながらよく耐えた。

2018年は大殺界オブ大殺界だったのだが、1月からトップスピードだった。書けないほど色々あった。書けるのはこの大殺界の間に2人にフラれたということくらいか。しょーもないのでやっぱり割愛する。

2019年も、真面目に粛々と働いていたら上半期が終了しているではないか!なんと言うことでしょう、もうあらゆることが上昇する気しかしない。マリオの…スター状態の音が聞こえる…(チャンチャンチャッチャチャンチャンチャチャッチャー×2)

しいたけ占いも流行っているので目を通す。が、言葉が入ってくるときと入ってこないときの差が激しい。この前読んだが「ここ3ヶ月くらい忙しかったと思うので今月はゆっくりして」ということしか覚えていない。

しいたけさんは言葉が優しい。「潜在能力を引き出して」などと意味不明なことをさらりと言わない。だからこそ印象に残りにくいのだろうか。本当に必要な言葉があったときは残るから、それでいい気もしている。

転職してすぐのころ、友人と新宿で会う約束をした。当日なんとなく手相占いの話になり、興味本意で行ってみた。15分1000円。話のネタにちょうどいい。

「体力は無いけど病気しない」「人より寝る時間が必要だけど、寝ればいいから」「28か30で結婚する」「お金は使っちゃうから貯まらない」

と言われたのは友人だ。私はと言うと、

「20代前半、努力したのね」「語学に関する仕事が合ってる」「海外旅行も行っていい」「不摂生してる。寝不足?」「ストレスも多い」「結婚は27か31」「お金は使っちゃうから貯まらない」


合っている…。お金、使っちゃう…(ラテマネー)

手のひらのシワで全部ばれてるのか~と感心したものだ。

「私の方が早く結婚しちゃうかもね」と友人。なん、その占いマウンティングやめれ。その前に彼氏作れ。いやそれは私もだわ。二人ともお金だけは貯めようという話で落ち着いた。

占いは占いだ。どんなに素晴らしい内容でも、結局は行動した者にしか結果は訪れない。指針にするかしないかだって本人次第だ。大人なんだからその辺は自己責任。

いいとこ取りでいいじゃないか。一喜一憂していいじゃないか。だって、だからこそ楽しいから。

星の動きは読めないし、タロットカードはミュシャの絵が素敵なことしか知らない。血液型より今は毛細血管の脆さの方が気になる。手のひらのシワが何を表すかわからない私は、まずは足の裏のツボを押して体の調子を整えた気になろう。明日は何位かな。