ちょっと京都まで。3.鞍馬

2018年に続き、今年も一泊三日の弾丸京都旅。深夜バスって、寝てれば朝到着するから楽ですよね。ただ車内で誰かが車酔いを発動すると、誰も欲さぬバトンを受け取った人がまた車酔いを発動させ、負のリレーが始まるからちょっとした地獄絵図!え?その具体的な内容が知りたいって?そうだね、前の座席のビニール袋を使うこと、とでも言うのかな。私から言えること、それは、長距離バスでの移動の前にたらふく食べてはならぬ!だよ!いよいよ鞍馬から貴船へ向 か い ます!

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鞍馬寺の山門から本殿、本殿から鞍馬山を本格的に登ってひざをガクガクさせながら貴船に……


という内容を頑張って景色の描写をしながら書いていたのですが、全然上手くも面白くもまとめられない。しかも長い。なので箇条書きにします。それでも長いです。めんご。


・台風21号の影響で、ところどころ崩れていたり去年とは全然違う風景。
・ひたすら上り坂と階段。
・聞こえるのはただ木の葉が揺れる音、鳥の声・羽音
・苔がふさふさ
・静寂。集中して歩く。
・最高…(うっとり)
・去年は雨の翌日だった。
・岩の間から水が流れてコポコポと音がした。
・苔がしっとりとして生き生き&キラキラしてたことを思い出した。
鞍馬山源義経が修行したとかしないとか。
・私の中の義経はタッキー(滝沢秀明
・私の中の義経はすごい身体能力。
・私の中の義経は今で言うパルクールの達人
・私の中の義経パルクールの達人のタッキー
パルクールについて(百聞は一見にしかず)
https://youtu.be/TQyS8ZqhF_U
・妄想してたら後ろから斜面を駆けてくる足音
・(義経?!)
・野球のユニフォームを着た少年だった
鞍馬寺の手前は階段、階段、また階段
・階段第一部を駆け上がった少年が、第二部、第三部と延々続く階段を見て「ぇえ?!」
・笑ってしまった
・(彼こそが現代の義経…)
・なんてアホなことを考えてたら山門から30分くらいで本殿に到着。
・お礼参り。無事に到達できてよかった!
狛犬ではなく狛虎
・本殿の手前の地面に△
・本殿の脇からいざ本格的な山道へ!
・まずは階段をひたすら上る(また)
・標識に「ここの白い砂はジュラ紀のなんちゃら」「義経はここで幼少の頃うんちゃら」「森林再生のための植樹は種類ごとに植える順番が異なりかんちゃら」など、地質学・日本史・植物学などが学べる
・しかしキツい
・上り、キツい
・標識に心奪われ…ない。必死
・鳥の声はかろうじて聞こえた。
・台風の影響で木々が倒れまくっている
・大杉権現社の付近はとくに、社殿も大きな杉も倒れていた
・その光景に言葉が出なかったが、再生の兆しも垣間見えた
・生と死とか、破壊と構築とか、ぐるぐる回って止まることはないのだな~
・木の根道の辺りからひたすら今度は下り坂&下り階段
・足場が上りより若干悪い
・去年はぬかるんでいた
・どんどん下る
・がんがん下る
・ガクガク(膝)してくる
貴船側から来たとおぼしきお姉さんとすれ違う
・お姉さんの靴、ローファー
・つ、強い…
・正直、インターネットで検索するとトレッキングシューズが推奨されている上高地よりも、鞍馬山はハード(個人的所感)
ニューバランスでOKです。ローファーは怪我するかも。
・もっともっと下る
・本殿までの手入れの施された自然より、自然がありのまま
・迫力がすごい
・倒れた大木の力強さ
・どうして根こそぎ倒れたのか想像できない
・下りの終盤、最後のポイント「魔王殿」に差し掛かったそのとき、また後ろから誰かが走ってくる音
・(よ、義経……?!)
・野球のユニフォームをまとった少年再登場
・速い
・一瞬の風になって去っていた
・と思ったら魔王殿で追いついた
・少年は魔王殿の前にあるバスケットボール大ほどの丸い石にしがみついていた。
・なぜ?
・石のそばにある標識を見る
・「この辺りの地質はチャートでなんたら」
・少年、なぜ?
・魔王殿をすぎるとあとは本当に階段をくだるだけ。
・ガクガクがガックガクになってくる(膝)
・時々手すりに掴まりながら下る。
・下る下る。
・下る下る下る。
・すべりそうになる。
・最後、貴船との合流地点
・西門の係の人にふらふらになっているところを目撃される
・「お疲れ様でした!ようこそ貴船へ!」
・ズキューーン
・う、うれしい~~

次回、貴船