それでも人は学ばない_二日酔いと甘味

二日酔い。

胃から込み上げてくる消化不良の気配とめまい、激しい頭痛で目覚める経験をしたとき、もう二度と酒は飲むまいと誓ったのに。最大限の後悔をしながら前夜の自分を呪ったと言うのに。

そんなこと前にもあったなーと、もはや懐かしさすら感じながらまた二日酔いに苦しむ。トイレに駆け込み、もといゆっくりと、もろもろこぼさないようにしながらなんとかたどり着く。

とにかく胃の中、腸の中を空っぽにしたら脱水状態の体に梅干しと白湯をぶっ込む。そしてまた体の中を空にする。空になったらとにかく寝る。起きてトイレに行って、また梅干しと白湯。

そうこうしながら24時間全て捧げる。誰に?明日の自分に。

ヒトってなんて弱い生き物なのでしょう。年を取ればとるほど、どうしてヒトは学ばなくなるのでしょう。

こういうことは二日酔いだけに限らない。

食べすぎるとお腹を壊し、眠くなる私の昼御飯は、大体冷やごはんとおかず1品である。(朝夜は普通に食べますけどね)

定食スタイルの昼御飯でキャパオーバーになりかねない胃腸なのだが、ホルモンバランスによっては異常に甘いものを欲するときがある。コンビニで、2~3人で食べるのかな、くらいの量のスイーツを調達して一人で黙々と食べる。

または会社でお客さんからいただいたコージーコーナーのシュークリームが余ったから、ノルマで3つ積まれてしまったのでその日のうちに食べちゃいました~なんてこともある。

甘いものを食べすぎると1時間でお腹を壊す。


二日酔いよりも腸からのレスポンスが速い。一時間でお便りが届く。「甘味の受付終了です。強制的に退場してもらいます」とのこと。マッハか。

世界中にこういう体質の人がいるらしく、オーストラリアの偉い人が発表した論文にその理由が書かれているようだ。

小麦や砂糖によって、腸内の水分量をコントロールするのが下手になるらしい。
腸のばか。

しかし他にも糖分過多の弊害を実感している。

それは翌朝だるさ。そして吹き出物。

吹き出物がさ…もう、すぐには治らないんだ…1ヶ月くらいひきずるんだ…5年前までそんなことなかったのに…。

全て何度も経験していて、もう同じ過ちは繰り返すまいと何度も強く誓っている。誰に?いつかの自分に。

もう甘いものを食べ過ぎてお腹痛めないぞ。翌朝だるくならないぞ。吹き出物を作ってダサい思いをしないぞ。

これは今日の私と未来の私の約束だ。結果にコミット。だてに30年近く生きていない。やればできるこ、がんばれヘミヤマ、ヘミヤマがんばれ。

甘いものは食べ過ぎない。もはや食べない。よし、これでいこう。

後悔先に立たず。

この前、有吉ゼミの大食いコーナーに触発されてスーパーで割引になっていたチョコケーキを二つ食べました。すぐにお腹が痛くなって、翌朝吹き出物ができていました。

それと、今日はコンビニのクリームぜんざいを食べました。クリームで途中から胸焼けが始まりました。年を取ったんだなぁと思いました。もう若くないんだなぁと悲しかったです。でも涙は出ませんでした。ドライアイだからです。