含蓄のあるニホヒ

台風が過ぎるといきなりやってくる秋。日差しは強いが、日陰はひんやりしていてオーストラリアみたいな気候だな、と思った。半袖ではもう心もとないような、でも日中は長袖では暑いような、どっちつかずな気温。そろそろ衣替えだ。

 

衣替えに伴い、悩んでいる。

会社貸与の制服のブラウスが、臭い。脇のところがどうやっても、臭い。

 

自分の体臭を消すため、洗濯をするときはブラウスの脇の部分に漂白剤をしみこませている。「ニオイの元に効く!」と謳う柔軟剤も使っている。自分の体には口コミがよかった制汗クリームを塗りこんでいる。とどめに、ブラウスに自分の体が直接触れないよう、フレンチスリーブの下着を着ている。着る前には消臭スプレーをかけている。

しかしだ。汗をかくとなぜに臭うのか。もはや汗のにおいではなく、何か別の悪臭がする。逆にいろいろやりすぎなのか?くせぇー

 

会社の休み時間にトイレに行って、汗拭きシートで脇をガシガシ拭く。フローラルな香りでごまかせるのかわからないが、自分で感じる臭いは少なくなる。

もう、自分の臭いに疲労を感じて仕方がない。

 

しかしそもそも自分の臭いって実際問題どうなのさ、と思って帰宅してからブラウスと自分の体の臭いをかいでみました。するとあら不思議。自分の体の臭いは、まあ生き物だからな、という感想の臭い。ではブラウスは。

く、くせぇ~!

 

なんとブラウスが臭いのです。

会社貸与のブラウスは2着あって、毎日洗濯している。特に臭うのが1着。洗濯しても漂白剤を付けて洗っても臭い。もう1着は、洗えば臭いがしなくなる。

これってつまり、よくよく考えたら、私の前にこのブラウスを使っていた人物からの蓄積…ー?見ず知らずの他人の体臭の蓄積だと考えると、余計に臭い。ある種のプラセボ効果でしょうか。なにこれつら~。

 

これからしばらく使わなくなる夏物ブラウスはクリーニングに出して汗抜き加工をしてもらおうと思うが、長袖のブラウス、今やクリーニングに出せない。臭わない方法として最終、汗をかかないことが最短の解決策なのだが。もう10月。されど30度近くまで気温が上がるってどういうこと?

秋の到来完了、急がれたし。まじで。お願い。ブラウスが臭い。