ドビー(32歳)は悪い子

言語化のリハビリ2であります。

 

小学2年生のとき生活科という科目の一環で、自分が生まれたときのことを親にインタビューしてまとめてファイルを作りましょう、という授業があった。「自分がどれだけ愛されて・望まれて生まれてきたのか」「親はあなたを昔も今もこれからも大切におもってる」ということを親子ともども実感できるであろう、非常にLOVEエンダァPEACEな授業だった。

このとき、とても不思議なのですが、私は「生まれてきて親に多大なる迷惑をかけてきた」とメンタル激へこみを発症。ドビーのごとく「私は悪い子!私は悪い子!」と自分を心の中でおしおきしていた。なぁぜなぁぜ案件です。今でも理由はわかりません。親に生まれてきてごめんと思っていました。CHU、じゃないやつ。

生後0~2歳の話を親にインタビューしては「人見知りが多い子だった」とか「よく泣いた」とか、赤子における自然の摂理・健康的な成長の証たるその情報に、落ち込みよく一人でこっそり泣いていた。(あと提出物の期限を間違えていて、とある回(1コマ)で何もできなくてそれもまたマジメな私はショックだった記憶がある)

この授業の頃、私は転校したばかりだったこともあり心細かったのかもしれない。我が家は平凡で、ただし子供(特に第二子の私)に対して結構雑だったと思うけど、当時の一般家庭のレベルの範囲内だったろうし(知らんけど)(雑だったあまり、自分には愛が無いと感じなくもないと思うタイミングはいくらでもあったと思うけど)(すべてが今更どうでもいい。)無事に成長することができたわけです。そこには感謝。※今更すぎることに中年に差し掛かった今現在でもグチグチ言ってる自分の気分が悪いので、無理矢理にでも謝辞を述べておきます。※めっちゃこじらせてる自覚はものすごくある。

 

そんなことはどうでもいい。疑問なのは、なんであの時、自分が生まれて間もないころの話を聞いて悲しくなったのだろうか、ということ。タイムマシンで当時の私に会えたなら、小学2年生でしょう?全小2には無邪気に笑っててほしいよ…。と抱きしめてやりたい。

さてさて。しかし。

25年後の現在このことを思い出していましたら、またも悲しい気持ちになってきました!なぁぜなぁぜ!え?生理前のメンタル崩壊しょうか。いやそれは微妙にまだもうちょい先だな…前世とか関係あるのでしょうか。それならとても興味深い。魂レベルで「CHU、生まれてきてごめん」と思うような後悔がいっぱいの話だったのかもしれない。

私のインナーチャイルドが、かれこれ4半世紀以上、生まれてきたことを悲しんでいるみたいで、なんだかなぁと思う。生まれてしまったことはどうしようもないので、もっと楽しく生きる方を選んでいいのに。我ながら。思うのです。

まー夏の炎天下の中、楽しいことって言ってもね…ってかんじですが。