自己紹介というかなんかそういう
ヘミヤマです。30代会社員。
カレーとパンとコーヒーが好きです。
しばらくは昔書いた記事を修正したりしなかったりしながら投稿します。
雑記(近況)
【転職その後と、帰り道①】
転職して2週間経過。毎日覚えることが多くてすごい。できることが少しずつ増えてきたり覚えられたりすると、成長してるな~とちょっと感動。昨日の自分を少しでも超えようという地味な目標を立てて出勤し、やっぱり今日もだめだった~と思いながら帰ってる。毎日充実している。
だからか。17:00終業できっちり帰れるのに、体力の消耗が激しい。せっかく時間があるのだから夜は何かしたいのに、21時過ぎには眠い(だからこれを書いている今、わりと奇跡)。これは単純に通勤時間(徒歩)が倍になったからかもしれない。歩数計が毎日10,000歩超だ。自転車を買わねばならない。
人生で3社目だが、今までで一番しっかりしている会社で、そのしっかり加減にびっくりしている。リーダーがいるってすごい安心感。明日会社がどうなるのかと不安にならずにすむことが、こんなにも精神衛生にいいものなのかと実感している。
実に6年ぶりのOL制服があって、まぁすごい。相変わらずOL衣装が我ながらまぁすごく似合わない。制服のベストは会社のロッカーに置いているが、スカートとシャツで通勤している。そんな中途半端な制服の着こなしのまま、仕事終わりはスタバかタピオカでも買って帰りたい気持ちに駆られている。自分で言うのもなんだが、まるで高校生。
地元は田舎で、当然高校時代は学校の近くにスタバもタピオカ屋もなかった。(その代わり、店主のおっちゃん載っているトライアスロンの新聞記事が飾られた鯛焼き屋があった。)当時できなかったことを30代にして、学校制服から会社貸与の制服に着替え実現しようとする自分に、少しだけおこがましさを感じつつ、これはあれだな青春のリベンジだな、とかなんとか思ったりしている。
▼
【結婚て】
「結婚て、なんなんですかね…」と、既婚(結婚5年)の友人に問われた。
「なんなんですかね…」という言葉と「聞く相手間違ってますよ…」という思いが一緒になって「ヴ~ン」みたいな声が出た。
▼
【結婚の】
「そろそろ手続きとか必要な段階について調べてみない?」
と岡田くんに提案してみた。ら。渋りやがった。
仕事が忙しいことと、実家の家族(高齢の祖父)の体調が芳しくないことを理由に、今それを考えられないのだと。
私の意見としては、時間ができてから調べて、また忙しくなったら永遠に何も始まらない。今から少しずつ、「今だ!」というときに向けて調べていくのが建設的だと思うのだ。
ついでに岡田くんは
結局みんなそれぞれっぽいよね、結婚までの段取りとか、と言いやがった。
くそ。くそマンと呼ぶぞ。それぞれに決まってるじゃろがい。何をどのように予算はいくらで実行しているのかくそマンお主は知っておるのか!知った上でのそれぞれの取捨選択じゃろがい!
以前は「経済的に自信がない」と言っていた。ではまず使っていない月額サービスを解約しましょうと自分で決めて、一つそれをしたようだった。
と思ったら新たに月額動画配信サービスに加入はするし、シリーズ物のゲームを一気に3本購入していた!(BAKA)
結婚自体が嫌ならそう言ってほしいし、結婚したら自由が無くなると思っているのなら本当にそうかどうか話しをしましょうよ、そうしたいですよ私は!と思うが、男性は違うの?
くそマンは最終的に「調べること」には頷いた。でもやっぱり、「結婚=二人のこと」という頭は無いらしい。
そういう考えのままの人とは、私は結婚したくないんだよな。
結婚て、なんなんですかね。
▼
【転職その後と、帰り道②】
閑静な住宅街と中小企業が立ち並ぶ帰り道。20歳くらいの学生のような男性に声をかけられた。
そもそも私は道を聞かれたりすることが多い。あと宗教勧誘。
なので何かなーと思っていた。
「今時間ありますか?」と聞かれた。
あ、これ、宗教勧誘だ。
「何ですか?」と聞いた。
「急いでますか?仕事中とかですか?」と男性。
「(用件によっては対応しようと思ったんだけど)何ですか?」と私。
「ちょっと見かけて素敵だなと思って声かけさせてもらったんですけど」
…。
Twitterとかでネタにしようと体張ったんだろうか…。
閑静な住宅街と中小企業が立ち並ぶ人通りの少ない夕方。ナンパの対極にあるロケーションで、会社の制服を着崩す純血の顔の平たい族の私に青年よ、どうした。気をしっかり持て。
おーいくそマン。安心してると私、エキセントリックな出会いからほかの人と一緒になる可能性、1パーセントくらいはあるみたいだぞ。よかったな、謎の青年が吉沢亮とか中村倫也じゃなくて。
電気感受性、能動型
例えば「千と千尋の神隠し」で、契約印とともにハクの口から出てきた虫みたいなやつを踏んづけたときの、千尋の髪がぶわっと逆立つまさにあれ。
髪の毛が逆立つほどの怒りや驚き、ぞわぞわや緊張があるとき、どうも私ってば電気経路に影響を与えている気がする。
▼
オンラインでの最終面接で話している途中、部屋の照明がパッと落ちた。面接の向こうもこっちも「え?」となり、笑ってごまかしつつ電気をつけた。
ずいぶん前に夜中に仕事の準備をしていたら電気が切れたことはあったが、あれはそもそも蛍光灯の寿命だった。電気が落ちてすぐに直るなんてこと、それまで一度もなかったし、そしてそれからも一度だって起きていない。
他には前職の職場で、仕事中にあったイラつき案件を申し送りしている最中。「まじでイラつくんです…!」と説明に力が入った瞬間、一番近くのPC付近からバチッと音がした。PCを使っていた同僚がすぐ「PC落ちました…」と言った。どうやらその付近一帯のブレーカーが落ちたらしい。
あと先輩のPCのネットワーク不調を見てみたらすぐに解決してしまったとき。指からWi-Fi出てるのか疑われたことがある。私は断じて歩くフリーWi-Fiではない。
▼
感情の高まりとこれらの現象(最後のWi-Fiの話は別だが)は全てタイミングの問題だというならそれはそれでいいのだが、なんとなくそうじゃない気がしている。影響を及ぼしちゃったかもしれないというちょっとした自責の念。
しかし私以外にもこういう人は少なくないのではないかと思っている。ジブリのヒロインたちの髪が逆立っているとき、どこかで電気がパリーンとなってそうじゃありませんか。そういえばモンスターズインクのブーも、うる星やつらのラムちゃんも、気持ちが高まると電気バリバリだ。その世界観の作品が生まれた背景として事実、そういう人はある一定数はいるのだろう。
調べてみるとそういう体質を「電気感受性」とかいうらしく、能動型と受動型があるようだ。電気に影響を与えるのが能動型で、逆に電気製品などから影響を受けるのが受動型だとか。へぇ。(1へぇ)
▼
もっとこの体質のようなものを洗練させていったら、自由自在に電気を操ることができるようになるだろうか。そしたら非常に便利だ。コンセントを外してもエアコンが使えるようになったり、リモコンに手を伸ばさずともテレビをつけたりチャンネルを変えたりできるようになるかもしれない。マーベル映画のヒーローのように特殊能力大放出で世界を救ったり、逆にヴィランのように自己中心的で不幸を生むような使い方ではなくとも、自分の半径1メートルくらいの世界は少し楽しくなりそうだ。
と思ってちょっと、無理やり悲しいことや腹立たしいことを考えてみたりしている。今のところ何も起きないし、すでにちょっと飽きてきた。
なにかできるようになったら報告します。
日常は奇跡の結果で、そしてその続き
昨日の地震で多くの人が様々なダメージを負っただろう。肉体的、精神的、物質的、ライフラインのストップ。何もなかったという人だって、11年前の記憶と恐怖がよみがえったはずだ。
しばしば私の記事に登場する岡田くんは被災地出身で、彼もまたその経験がある。
「昨日、夜やっぱりよく寝られなかったな、思い出して。」
▼
付き合い始めてそれほど経っていないころ、狭い布団で二人寝ていた朝方。私がダイナミックに寝返りをうったのだったかベッドフレームに手足がぶつかったのだったか、とにかく寝ていたその場所がほんのすこし揺れた。
すると寝ていたはずの岡田くんが飛び起きて、私を自分の方に引き寄せて「地震?」と言った。
私は 違うよ~びっくりさせてごめん、と言って笑いながら謝った。守ってくれようとしたことに感動したのと、おおげさだなぁというおかしさがこみあげて、そのままもう一度眠った。岡田くんの心臓の音が早くて大きかったのを覚えている。
▼
2011年3月、岡田くんは進学準備のため、東北の海沿いのインテリアショップに行くことにしていた。初めての一人暮らしの家具や日用品を揃える予定だったらしい。
そしてその予定日の前日、あの地震が起きた。
▼
先日、岡田くんはご家族の退院と転院の手伝いに、実に3年ぶりに帰省した。仕事の都合で1泊2日の、実質20時間くらいの滞在だったようだ。もしもっと休めるようだったら2日3日とかそれ以上滞在できていたはず。
帰ってきてまもなくの昨日、また地震だった。
▼
3.11のあと、ニュースでみた光景を当事者として話してくれた。幸い実家は内陸で津波の被害はなかったらしい。それでもライフラインが止まったことの苦労を聞いた。人命救助が最優先のため、けががなく家がある地域は、支援が来るのを耐えて待っていたということだった。
もしインテリアショップに行くのが1日早かったらと思うとぞっとする。岡田くんが、もしそうだったら会えてなかったねと、断定して言うのがつらかった。
▼
つい先日の帰省も、もし仕事の都合がついて連泊してたら帰ってこられなかったなと言った。「新幹線止まってるし」
そうだねぇと返事しながら、以前寝ている私を引き寄せて守ってくれようとした岡田くんを、大げさだと思って笑ったことを思い出していた。
花に罪はないけれど(雑記)
退職を前に、別支店の先輩と今からお茶しに行こうというタイミングで、社長にものすごい大きい花束をいただいた。カサブランカ(巨大なユリ)が4つ。タイミングよ。ちなみにその日は退職3日前。フライングよ。相変わらずの空気の読めなさと裏目に出る真っ直ぐさだ。
退職した。そしてすぐ来週から次の仕事が始まる。がんばるぞーという気持ちより、うまくなじめますように、大きいミスをしませんようにという緊張感がある。
なんで転職しようと思ったのだっけ、とうっかり忘れてしまいそうになるくらい、同僚からは手厚いお別れをしていただいた。そんなこともないのかもしれないけれど、そんなことしてもらえるとは思ってもみなかった。私からお配りした挨拶のお菓子がしょぼくて(なんならケチったくらいだったのだ)、胸が痛むくらいには罪悪感があった。
でもやっぱり、この会社にはもう尽くせないと何度も思っていたわけだし、その現状を打破したのだ。会社はめちゃくちゃだったけど、同僚一人ひとり、人として向き合えばみんないい人だった。それが最後に思い出せてよかった。
退職して、わずかだが健康保険証を持たないニート期間を迎えた。暇で、それに最近急に暖かくなってきたから毛布をコインランドリーに持って行って洗った。ふわふわした感触が読みがえって気持ちがいい。
家に帰ると、フライングでもらったでっかいカサブランカと、退職日にもらったかわいいサイズの花が待っている。すごい香りが部屋中に広がっている。家中の瓶をかき集めて、カサブランカは梅酒を漬けていた瓶に、その他はインスタントコーヒーの空き瓶と箸立てに使っていた瓶に挿した。それでも足りなくて、飲み口が壊れたステンレスボトルにも挿している。
甲斐甲斐しく水を替え、元気がなくなってきた花の茎を切ってやり、短くしながら飾っている。案外こういう作業は嫌いではない。花屋みたいになった部屋の一角に、いい感じの日差しが差し込んでいて、水がぬるくならないかよぎったが、素敵な光景だなとぼんやり思った。
カサブランカのつぼみが開くたびに、ティッシュで花粉を包んでプチプチともぐ感触が楽しい。数えてみたら14も花を持っていた。どうりで、目がかゆくてくしゃみが出るわけだ。やはりそういう社長だったのだ、と呆れと安堵の間で花を見つめる。
衝動と塩分
服とかバッグとか、購入することを必要に迫られているときに限って悩みすぎる。今度来たとき買おうなんてしてたら、もう売り切れていたということは少なくない。でも悩みながら買ってみて、家で見てみたらやっぱりあまり好きじゃなかった。そういうのもたくさん。
慎重であるというより買い物下手。心が満たされる買い物というのは年に1回あるか無いか。
だから見た瞬間に「欲しい!」と思って手にとって、「買う!」と決断するための衝動って必要だと思う。 ある程度は。
▼
搾菜500グラム 170円+税
衝動を感じ、衝動のままに買った。
刻まれてなくて、拳くらいのキャベツみたいなやつが3玉。漬け物みたいなパウチに入っている。初めて見た。へーこれが搾菜のオリジン。
輸入食品を多く扱う店はテーマパークみたいで、これなに、なにこれ、と見てるだけで楽しい。そのアジア食品コーナーにあったのが、搾菜。
袋ごとに搾菜の球の大きさと個数が違って、微妙に重さに偏りもある気がする。
この雑さよ。否これはおおらかさ。ツボだ。素晴らしきかなアジア。あー旅行したい。
搾菜に色んな衝動を託して買った。久しぶりに心が満たされた。
税込183円。アジア価格に買い物の満足度がさらに上がる。
たぶんレジで私は笑顔だったと思う。
▼
袋の裏面の指示に従い、搾菜を軽く洗って塩抜きをし、見慣れた形に切る。
切っている時からすでにコリコリの食感が手に伝わって、期待が高まる。
皿によそって、残りの一片はそのまま口に。つまみぐい。
予想通りにコリコリで、そして
しょ
っ…
っっっぺぇぇぇ…
(フリーズ)
▼
塩抜きしても塩抜きしてもしょっぱくて、インスタント高血圧になれちゃうやつと化した。塩分にやられて命名力も無くなったってばよ。
心満たされる衝動買いの行く末がこれ。
何でもほどほどがいいですね。衝動も塩分も。
※残り(拳サイズ2.5球)はすべてスタッフ(筆者本人)がおいしくいただきマンモス。
※切り刻んだ後に更に塩抜きすることで塩分の調整に成功しましたので高血圧については心配無用です。
勤労ソング、2曲続けてお聞きください。
ヴィジュアル系を辞めてからの (?) ユニコーンが好きで、女子高生にして民生だエビちゃんだの言っていた。
当時はKAT-TUNがデビューしてそれほど経っておらず、メンバーも現在のKUNのみならず全員いたときだった。彼らのファンだったらしいクラスのギャルは、毎日大声でその届かない愛を教室で叫んでいた。シンプルにうるさかった。
当然のそんなクラスメートとは話は合わなかったが、そもそも話をすることもないので何の問題もなかった。互いに無関心で、共通の言語を持とうとしない人類は同じ空間にいても争うものが無いので、無であった。そして話が合わなければ合わないで、合う人たちで集まって話をしていた。つまり私の周りには筋肉少女帯が好きな人もいたし、井上陽水を聞いていた人もいて、微妙にかみ合わないながら似た界隈を楽しめる人がいた。
▼
ユニコーンの「大迷惑」は、さすがに20代以下のなうでヤングなボーイズ&ガールズも聞いたことがあるんじゃないか。聞いたことがなかったら聞いてくださいMV見てください。民生が若くてかわいいのと間奏のギターのピロピロがやばすぎるので。ドラムもかっこよすぎ。ユニコーンは楽器がいちいち上手い。
https://www.youtube.com/watch?v=9vEw-r3mmfk
※音が出ない場合は、「YouTube」のロゴをタップしてYouTubeのアプリで見てくださいお願いします。
この「大迷惑」は当時のサラリーマンの切ない心情(マイホームを建てたばかりなのに単身赴任の辞令が出てしまい、スウィートなワイフと離れたくない、けど断ったらこれからの生活が~、という板挟み)が描かれている。当時の「時代」というものをとてもよく表している。単身赴任を断ったら昇進できなくなる恐怖心や葛藤は現代もあるけども。
さて、どうもこのワイフ、エプロン姿でおねだりしているあたり寿退職の若い女っぽくないですか。新築マイホームで、バブル前のいいときの。(う、うらやましい…。)
羨望のまなざしはさておき、この歌詞の設定、あまりしっくりこない。生まれる直前にバブルがはじけていたからだろうか。現実味がないというか、そんな時代もあったのですね、という史料感。
おそらく今現在共働きの夫婦や社会人カップルに響くのはこっちなんじゃないかな。という曲に出くわしましたので、お聴きください。(時間を持て余していたら)
ズーカラデル「働くふたり」
https://www.youtube.com/watch?v=cztIAf8PnZs
(聴けば聴くほどイントロも似ている気がするし、マッシュアップできなくもないんじゃないかな~)(A→B→サビのアイディアの無駄遣い感(※褒め言葉)も民生っぽい)