新生活プレイボール

「年内」という言葉が「あと約2週間」でしかないという現実にぞっとしている。引っ越して1週間。おかしいな。あけていない段ボールがあと3つ。ちなみに岡田くんはあと7つ。目標は「年内に段ボールを片付ける」なのだが、いけるのか、これ。

 

引っ越した。同棲を始めた。毎日がスペシャルでハッピー!みたいなテンションにはならない。二人での生活が始まったばかりだというのに、なぜかあまりに自然で、新鮮味が期待していたよりも無い。

それよりも目の前に積みあがる段ボールをどかしていかなければならない、そのためには収納するスペースを作って、取り出しやすく掃除がしやすく、何がどこにあるか推測しやすい分類分けを考えなくては。そうだ明日の米を研いで、食材も買い出しに行きたいし、岡田くんが持ってきてくれた洗濯機の脱水が甘いんだよなぁ… お風呂掃除したっけ?

と考えることがたくさんあって、ドキドキわくわくの新生活にエンジョイしきれていない。ココロオドル新生活レディゴーとか、まだほど遠い。

 

二人のものを持ち寄って生活が始まったので、ものが多い。特に洗剤など。カビハイターもトイレマジックリンも、洗濯洗剤も手洗い石鹸も。

それぞれ2個ずつになってしまうのは仕方がない。でもなぜか、うちにはバスマジックリンが3本ある。しかも全部香りが違う。意味が分からない。私は1本だけ持ってきた。しかし岡田くんがなぜか2本持ってきた。意味が分からない。気分によって香りを変えるってのは香水とか柔軟剤の話なら聞いたことがあるが、バスマジックリンに求めることをいまだかつて誰かしたことがあっただろうか。

岡田くんもバスマジックリンに香りの変化を求めたわけではないそうだが(旧居の掃除をするのに必要に迫られて購入、とのこと。岡田のバーロー…)、3本もぶっちゃけいらねぇ…。全部使いかけ。全部香り違う。

あと何年買わなくて済むのだろうか。ありがたいけど、それまで収納場所がバスマジックリン予備の2本によって占拠されてしまうわけだ。ではその分入らなくなってしまったその他洗剤たちは一体どこに行くのだろうか。洗濯機の上部のデッドスペースを有効活用したいけど、まだラックが無くて全然ものが置けない。どうする?どれ買う?いつ買う?

 

…あーもー何も考えずにぼーっとして日がな一日過ごしたい。

 

 

決めた。積まれた段ボールも、もう来年に繰り越し。延長戦に突入することにする。